視聴率って通販で買えるの知ってます?
テレビ証券―データで読み解くテレビウラ事情 ![]() 価格: 1,575円 レビュー評価:5.0 レビュー数:6 今までテレビ番組を、このように多角的に、マニアックに、 そしてユーモラスに辛口に論じた本などあったろうか? 間違いなくこれは、古今東西のテレビ評論本のナンバー1である。 著者は「テレビはストックじゃなくフロー文化。だからこそ残す意味がある」 と説いているが、まさにその通り。一部のドラマなどを除いて、 大半のテレビ番組は一度流れたら終わりである。 |
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ディレクターにズームイン!!―おもいッきりカリキュラ仮装でゲバゲバ…なんでそうなるシャボン玉 ![]() 価格: 1,470円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 サブタイトルの長さに、この本の意義が集約されています。 日本テレビのディレクターとして、30年以上にわたり数々の名バラエティ番組を企画、演出してきた齋藤氏でしか語りえないテレビ現場の生の姿や、ひとつの番組が企画からどのような過程を経て形になっていくかを、齋藤氏ご自身の人生と照らせたロングインタビュー。 単なるレトロ番組懐古懐かしものではなく、いまクリエイティブ方面の仕事についている人たちにとって支えとなるような、そんな本です。とくに「シャボン玉」「ゲバゲバ」「カリキュラマシーン」あたりを、リアルタイムで観ていた方には必見! |
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テレビのからくり (文春新書) ![]() 価格: 756円 レビュー評価:2.5 レビュー数:2 著者が知っているいくつかの番組の製作過程について、 得意げにかつ冗長に述べる部分の多い作品。 プロデューサー等の固有名詞があたかも有名人のように多数挙げられているが、 読者にとって無益な情報を垂れ流しているという印象しか与えない。 総じてエッセイ的というか、著者の自己満足的色彩が強く、 この本を読んでも「テレビのからくり」はわからない。 それがこの作品のあり方なのかもしれないが、 テレビ番組の作られ方に何らかの問題意識を持っている方は、 別の本を読まれた方がよいと思う。 |
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